高齢者と楽しむ歩かない関西日帰り旅行!車椅子でも安心のおすすめモデルコース

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Published:2025.12.17

Updated:2025.12.09

ご高齢の方や車椅子をご利用の方との旅行は、計画段階で配慮すべき点が多くあります。しかし、少しの工夫で誰もが楽しめる素晴らしい旅を実現することは可能です。この記事では、長距離を歩くことなく関西の魅力を満喫できる日帰り旅行プランをご紹介します。車椅子をご利用の方でも安心して楽しめるモデルコースや、バリアフリー対応の施設情報をまとめましたので、大切な方との思い出作りの参考にしてください。

高齢者との旅行で「歩かない」選択肢が人気の理由とは

ご高齢の方との旅行では、体力的な負担をいかに軽減するかが重要なテーマとなります。長時間の歩行は足腰への負担が大きく、疲れやすさから旅行を心から楽しめなくなることも少なくありません。また、車椅子をご利用の場合、階段や段差、狭い通路などが移動の障壁となります。そこで注目されているのが、移動そのものを楽しんだり、乗り物からの景色を堪能したりする「歩かない」旅行スタイルです。無理なく、安全に、そして快適に過ごせる旅の形として、多くの方に選ばれています。

歩かない関西日帰り旅行を計画する際の3つのポイント

歩かない関西日帰り旅行を成功させるためには、事前の計画が何よりも大切です。当日のスケジュール、移動手段の確保、そして施設のバリアフリー状況という3つの要素をしっかりと押さえることで、不安を解消し、安心して旅行を楽しむことができます。ここでは、それぞれのポイントについて具体的に解説します。

無理のないスケジュールで計画する

旅行の計画を立てる際は、時間にゆとりを持たせることが鉄則です。特に日帰り旅行では、つい多くのスポットを詰め込みがちですが、移動や休憩、食事の時間を多めに見積もりましょう。目的地は1ヶ所か2ヶ所に絞り、一つひとつの場所でゆっくりと過ごす時間を大切にすることが満足度を高めるコツです。予期せぬ渋滞や体調の変化にも対応できるよう、スケジュールには柔軟性を持たせておくと安心です。

移動手段は福祉タクシーやレンタカーを確保する

公共交通機関の乗り換えは、ご高齢の方や車椅子をご利用の方にとって大きな負担となることがあります。そこでおすすめなのが、目的地まで直接アクセスできる福祉タクシーやレンタカーの利用です。福祉タクシーは、リフトやスロープ付きの車両が多く、車椅子のまま乗降できるため非常に便利です。レンタカーを利用する場合は、乗り降りがしやすいスライドドアのミニバンなどを選ぶと良いでしょう。事前に予約しておくことで、当日の移動が格段にスムーズになります。

施設のバリアフリー情報を事前に確認する

訪れたい観光スポットや飲食店が決まったら、必ずバリアフリー情報を確認しましょう。施設の公式ウェブサイトを確認するだけでなく、電話で直接問い合わせるのが最も確実です。スロープやエレベーターの有無、多目的トイレの場所、車椅子で通行可能な通路の幅、駐車場の場所など、具体的な状況をヒアリングしておくと安心です。こうした情報収集が難しい場合や、より詳細な情報が必要な場合は、バリアフリー旅行の専門家に相談するのも一つの方法です。

【エリア別】歩かなくても満喫できる関西の日帰り観光スポット8選

歴史と自然、そして美食が揃う関西エリアには、歩く距離が短くても存分に楽しめる魅力的なスポットが数多く存在します。ここでは、京都、大阪、兵庫、滋賀、奈良の各エリアから、車椅子をご利用の方でも満喫できるおすすめの観光地を厳選して8ヶ所ご紹介します。

【京都】嵐山トロッコ列車:車窓から楽しむ四季折々の渓谷美

嵐山トロッコ列車 バリアフリー

京都の保津川渓谷沿いを走る観光列車は、座ったまま絶景を楽しめる代表的なスポットです。窓の外に広がる渓谷美は、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に異なる表情を見せてくれます。一部の車両には車椅子スペースが設けられており、事前予約で利用可能です。トロッコ嵯峨駅や亀岡駅にはエレベーターやスロープが設置されているため、ホームへの移動もスムーズです。

【京都】天橋立ビューランド:ケーブルカーで日本三景を一望

天橋立ビューランド バリアフリー

日本三景の一つである天橋立を眺めるなら、ケーブルカーまたはリフトで楽に山頂まで登れる天橋立ビューランドがおすすめです。山頂の展望台からは、龍が天に昇るように見える「飛龍観」と呼ばれる絶景が広がります。名物の「股のぞき」も、低い姿勢になるのが難しければ、そのままの景色を堪能するだけでも十分に価値があります。展望台周辺は比較的平坦で、多目的トイレも設置されています。

【大阪】海遊館:世界最大級の水族館をエレベーターで巡る

海遊館 バリアフリー

ジンベエザメが悠々と泳ぐ巨大な水槽で知られる海遊館は、館内の順路がスロープとエレベーターで設計されており、車椅子でも快適に見学できる施設です。上階から下階へと螺旋状に下りながら、世界中の海の生き物たちを観察できます。各フロアに休憩スペースが設けられているのも嬉しいポイントです。車椅子の貸し出しサービスや、広々とした多目的トイレも完備されています。

【大阪】道頓堀とんぼりリバークルーズ:船上から眺める大阪の街並み

道頓堀とんぼりリバークルーズ バリアフリー

大阪・ミナミの賑やかな街並みを、いつもとは違う水上からの視点で楽しめるのが「とんぼりリバークルーズ」です。約20分間の短いクルーズで、グリコの看板や戎橋など、道頓堀の象徴的な景色を座ったまま満喫できます。乗船場のバリアフリー状況については、事前に運航会社へ確認することをおすすめします。介助者がいれば乗船可能な場合が多いため、予約時に相談してみましょう。

【兵庫】神戸布引ハーブ園/ロープウェイ:空中散歩で絶景とハーブを満喫

神戸布引ハーブ園 バリアフリー

神戸の街並みと港を一望できるロープウェイに乗って、標高約400メートルのハーブ園へ。約10分間の空中散歩は、それ自体がアトラクションです。山頂の展望エリアからは絶景が広がり、併設のレストランやカフェで優雅なひとときを過ごせます。ロープウェイ乗り場や主要な施設にはエレベーターやスロープが整備されていますが、園内は坂道も多いため、散策は無理のない範囲で楽しむのが良いでしょう。

【兵庫】有馬温泉 金の湯:歴史ある名湯で足湯体験

有馬温泉 金の湯 バリアフリー

日本三古湯の一つ、有馬温泉。全身の入浴が難しい場合でも、名物の「金泉」を気軽に体験できるのが「金の湯」前にある無料の足湯です。タオルさえあれば誰でも利用でき、旅の疲れを癒すのに最適です。足湯の周辺は比較的平坦で、車椅子から腰掛ける際も介助があればスムーズに行えるでしょう。温泉街の風情を感じながら、ほっと一息つけるスポットです。

【滋賀】びわ湖テラス:ロープウェイで登る絶景カフェ

びわ湖テラス バリアフリー

琵琶湖の壮大な景色を望むなら、びわ湖バレイの山頂にある「びわ湖テラス」がおすすめです。麓から山頂までは大型のロープウェイで一気にアクセスでき、歩く必要はほとんどありません。山頂のテラスからは、まるで海外リゾートのような開放的な景色が広がります。カフェの屋内席からも景色を楽しめるため、天候や気温を気にせず過ごせます。施設内はバリアフリーに対応しており、多目的トイレも完備されています。

【奈良】奈良公園

奈良公園 バリアフリー

広大な奈良公園をすべて歩いて回るのは大変ですが、車で周遊するドライブなら気軽に楽しめます。車窓から愛らしい鹿の群れを眺めたり、車を停めて少しだけ鹿せんべいをあげたりすることも可能です。東大寺の大仏殿や興福寺の五重塔といった歴史的建造物も、車の中からその壮大な姿を眺めることができます。大仏殿近くの駐車場など、目的地に近い駐車場を事前に調べておくとスムーズです。

関連記事:関西のバリアフリー旅行完全ガイド 車椅子や高齢者も安心のおすすめ観光スポット

車椅子でも安心!バリアフリー対応の関西グルメスポット3選

旅の大きな楽しみの一つが、その土地ならではの美味しい食事です。ここでは、車椅子をご利用の方でも安心して訪れることができる、バリアフリーに配慮された関西のグルメスポットを3店ご紹介します。予約の際に、車椅子での利用を伝えておくと、よりスムーズに案内してもらえます。

【京都】京料理 順正:庭園を眺めながら湯豆腐を味わう

京料理 順正 バリアフリー

南禅寺の門前にある老舗で、美しい庭園を眺めながら名物の湯豆腐を味わえます。歴史ある建物ですが、一部に車椅子で利用しやすいテーブル席が用意されています。入口に段差がある場合がありますが、お店の方に手伝っていただけることも多いです。事前に電話でバリアフリー対応の席を予約し、当日の状況を確認しておくと万全です。

【大阪】づぼらや 新世界本店:エレベーター完備でふぐ料理を堪能

づぼらや 新世界本店 バリアフリー

大阪のシンボル、通天閣のお膝元・新世界で長年愛されるふぐ料理の専門店です。大きなふぐの提灯が目印で、活気あふれる雰囲気を楽しめます。店内にはエレベーターが設置されており、上階の座敷やテーブル席への移動も安心です。通路も比較的広めに作られているため、車椅子でもスムーズに席まで案内してもらえます。

【神戸】ステーキランドKOBE:目の前で焼き上げる神戸牛

ステーキランドKOBE バリアフリー

神戸を訪れたら味わいたい神戸牛。三宮にあるこの人気店では、目の前の鉄板でシェフが豪快に焼き上げるステーキをリーズナブルに楽しめます。店舗によっては入口がフラットで、車椅子のまま利用できるテーブル席が用意されています。活気のあるお店なので、予約時に車椅子利用の旨を伝え、入りやすい店舗や席を相談することをおすすめします。

関西以外のエリアも検討中の方へ

今回は関西エリアに焦点を当ててご紹介しましたが、歩かずに楽しめる旅行先は日本全国にあります。もし関西以外のエリアもご検討中でしたら、他の地域の情報もぜひ参考にしてみてください。

関東エリアで歩かない旅行を探すなら

首都圏からのアクセスも良く、魅力的な観光地が多い関東エリア。箱根のロープウェイや東京湾クルーズなど、歩かずに楽しめるスポットは豊富です。関東エリアのモデルコースやバリアフリー施設に興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

中国地方の旅行プランはこちら

世界遺産の厳島神社や倉敷の美観地区など、歴史的な街並みや豊かな自然が魅力の中国地方。車窓から瀬戸内海の多島美を眺めるドライブなどもおすすめです。中国地方の旅行プランについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

便利なパッケージツアー情報はこちら

移動手段や食事、観光ルートなどをすべて自分で手配するのが不安な方には、バリアフリー対応のパッケージツアーが便利です。専門のスタッフがサポートしてくれるので、安心して旅行に集中できます。詳細は以下の記事でご確認ください。

高齢者との歩かない関西旅行に関するよくある質問

ここでは、ご高齢の方や車椅子をご利用の方との関西旅行に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。計画を立てる際の参考にしてください。

旅先の多目的トイレはどのように探せばいいですか?

駅や空港、道の駅、大規模な商業施設や観光施設には設置されていることが多いです。お出かけ前には、訪問予定の施設の公式ウェブサイトでフロアマップを確認したり、電話で問い合わせたりするのが確実です。また、「Check A Toilet」などの多目的トイレ検索アプリや、各自治体が提供するバリアフリーマップを活用するのも便利な方法です。

介助が必要な場合、どのようなサービスが利用できますか?

移動の際の乗降介助であれば、予約時に依頼することで福祉タクシーのドライバーが対応してくれる場合があります。また、旅行中の付き添いや身の回りのお手伝いが必要な場合は、介護保険外サービスとして「トラベルヘルパー」や「外出支援サービス」を提供している事業所があります。お住まいの地域のケアマネジャーや地域包括支援センター、または旅行会社に相談してみると良いでしょう。

旅行におすすめの季節はいつですか?

気候が穏やかで体への負担が少ない春(3月下旬から5月)と秋(10月から11月)が一般的に最もおすすめです。桜や紅葉など、日本の美しい四季を感じることができます。一方で、観光地が混雑する時期でもあるため、人混みを避けたい場合は、気候の良い平日に計画を立てるのが良いでしょう。夏の猛暑や冬の寒さが厳しい時期は、体調管理に特に注意が必要です。

まとめ:無理のない計画で、思い出に残る関西日帰り旅行を

ご高齢の方や車椅子をご利用の方との関西日帰り旅行は、事前の準備が成功の鍵を握ります。無理のないゆったりとしたスケジュールを組み、快適な移動手段を確保し、施設のバリアフリー情報をしっかりと確認すること。この3つのポイントを押さえるだけで、旅の不安は大きく軽減されます。今回ご紹介したスポットや情報を参考に、大切な人との心に残る素敵な一日を計画してみてはいかがでしょうか。

関西へのバリアフリー旅行は専門家にご相談ください

バリアフリー対応の施設探しや、移動手段の手配、当日のスケジュール調整など、旅行の計画には専門的な知識が必要な場面も少なくありません。フラットトラベルは、バリアフリー旅行を専門とする旅行代理店です。お客様一人ひとりのご状況やご希望を丁寧にお伺いし、最適な旅行プランをご提案いたします。旅に関する不安や疑問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。お問い合わせからご予約まで、私たちが責任を持ってサポートいたします。

Writer

Flatcare Inc CEO

Hayato Suzuki

After experiencing the loss of three family members during his teens and feeling regret for not being able to provide end-of-life care at home, he served as the Head of Sales at caremaker Inc., a home healthcare startup.

Through his firsthand experience with the realities of home healthcare, he realized that simply being at home is not what matters most. To explore advanced international practices, he decided to study abroad.

Selected as a Japanese representative for the 16th cohort of "Tobitate! (Leap for Tomorrow) Study Abroad Initiative" in the nursing care category, he studied cutting-edge practices in Denmark and Australia. There, he resonated with the philosophy that the focus should not be on "where" one spends their time, but on the "process" of ensuring one can live authentically.

Determined to create a world where life remains full of ups and downs—in a positive, vibrant sense—even for those with illnesses, disabilities, or advanced age, he founded FlatCare Inc.

In October 2025, he will assume the position of Researcher at the Universal Travel Research Institute.

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